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司令官と艦長の兼任についての考察

皆様今晩は!
今回は短めの検証ですが、最近ふと気がついたことについて忘れないうちにまとめてみたいと思います。

2199年時点に存在した国連宇宙軍において提督と艦長は明確に役割分担されていましたが、その後再編されて誕生した地球防衛軍においては艦長と提督は兼任となっています。
例えば地球艦隊司令長官である山南は地球艦隊総旗艦「アンドロメダ」の艦長でもありました。
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過去の記事でも何度か書きましたが、この艦長と艦隊司令官の兼任は純軍事的には明らかにマイナスが多いものです。
というのも、艦長は自分の艦に責任を持つ義務があるのに対し、艦隊司令は艦隊全体に責任を持っているため、例えば旗艦が損傷ししき不能になった場合は他の船に乗り換えて指揮を続ける必要があります。
しかし艦隊司令官が艦長を兼任していた場合は、旗艦損傷時にはダメージコントロールの指揮もする必要があり、どうしても艦隊の指揮を取ることが難しくなります。
何故このようなマイナスの多い制度を地球防衛軍は採用してしまったのでしょうか?
その理由は複数あると思われます。

まず第1に人材の不足です。
地球軍はガミラス戦役においてほぼ壊滅したこともあって、戦跡が終結してから3年経過した時点でもその損失から立ち直れていないと思われます。
特に人材面でのダメージは致命的であり、艦隊司令や艦長になれる人材はそれこそ数えるくらいしか残っていなかったのではないでしょうか。
そのため、純軍事的には明らかにマイナスでも、司令長官が座乗艦の指揮を取るという兼任制度を導入せざるを得なかったのではいかと思われます。

第2に波動砲艦隊構想による戦術の変化です。
2199時点の地球軍の基本戦術は、従来の海戦のように艦隊運動を駆使して敵艦隊と戦うというものであり、そのためリアルタイムで艦隊運動を指揮しなければならない提督と、艦を指揮する艦長は到底兼任できるものではなかったでしょう。
しかし、2202年においては「波動艦隊構想」の採用により、地球軍は艦隊運動を駆使するのではなく、接近する敵を待ち伏せし、波動砲で仕留めるというものに変化しました。
このような戦術では艦隊司令と艦長はそれほど忙しいというわけではなく、十分兼任が可能となっていたのではないでしょうか。

また、波動砲艦隊構想では敵の攻撃を受ける前に拡散破動砲で敵を殲滅するという事を前提にしているのではないかと思われます。これならば「旗艦損傷による指揮不能」というケースは考えづらく、兼任を行わせても特に問題はないと判断したのではないでしょうか。

2202の不満としてこの兼任が指摘されることがありますが、このように考えると、わりかし納得できる変更なのではないかと今更ながら思います。
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コメント

ABARTH

指揮系統の変更
第1話の浮遊大陸奪還作戦において指揮は地球防衛本部から遠隔で行ってました。従ってアンドロメダ艦長の山南に指揮権はなかったのではと思います。拡散波動砲発射後の残存ガトランティス艦追撃は指令本部からのプランAの戦術に組み込まれており、ワープで逃亡した艦を追って撃墜せよとは命令されてないため、咄嗟にワープしなかったと考えられます。この結果を踏まえて、遠隔で指揮をすると咄嗟の判断による行動全てが命令違反になると山南からの意見具申があって、山南の経験と人格を評価して艦長兼、艦隊総司令を兼任させたのでしょう。それに頼みの土方は波動砲艦隊構想反対を理由に十一番惑星に左遷させたから、呼び戻すわけにもいかんし、腰砕けした芹澤は自身の失態をさらしたくないから、本部を離れて指揮を取ることを避けるための手段だと考えられます。
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山城2199

福岡に住むヤマトファンです。
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