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ガンダムSEEDとヤマト2199の意外な共通点

皆様こんばんは!
そろそろ真面目に2199ないし2202の検証をしたいと思っていますが、現在、ちょっとリアルのほうが忙しいので、時間が取れる週末以外は短い記事、もしくはネタ記事になると思います。
真面目な考察を期待している方は申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。

さて最近、久しぶりにガンダムSEEDを見直しているのですが、その昔、どっぷりはまっていた作品だけあってやはり面白いですね(笑)
しかし改めてみてみると、偶然かもしれませんが、「ヤマト2199」という作品と「ガンダムSEED」という作品は意外な共通点が多いことに気が付きました。
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2199とSEEDの共通点


まず第1に、どちらの作品も偉大な第1作をリメイク、ないしオマージュした作品であることです。
言うまでもなく、「ヤマト2199」は「ヤマト第1作」をリメイクした作品ですが、「ガンダムSEED」は、「新世代のガンダム」として原点回帰を目指し、「ファーストガンダム」を非常に意識したシナリオになっています。

第2に大ヒットしたことにより作品の人気を復活させたことです。
SEEDが製作された2002年において、機動戦士ガンダムは一定の人気は維持していましたが、現在ほど大きな商業コンテンツにはなっておりませんでした。
しかしSEEDの大ヒットによりガンダム市場は一気に燃え上がり、現在の巨大な商業コンテンツの礎を築くことに成功しました。
一方、ヤマトにおいても、2199が製作された当時は、「復活篇」や「実写版」の興行失敗からもわかる通り、世間一般ではヤマトは「完全に死んだコンテンツ」扱いでしたが、2199の成功により、ヤマトは新たなヤマトファンの獲得に成功し、息を吹き返しました。
当時、「双葉」という掲示板サイトでは毎日のようにヤマトスレが立てられ、多くのファンによって夜遅くまでヤマトについて語り合っていたのは参加した一人として良い思い出です(笑)
また、(ガンダムほどではないにせよ)それなりに大きな市場を作り出すことに成功しました。
現在のヤマトプラモデルの大規模展開は2199の成功無くしては無しえなかったと思います。

第3に、SEEDと2199はどちらも萌え要素を取り入れた作品となっています。
「ガンダムSEED」ではヒロイン3キャラを筆頭に主要キャラの多くを女性キャラにし、萌え要素を全面的に押し出しました(一方で女性ファンの喜びそうな男性キャラも多数登場していましたが)。
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もちろんそれまでのガンダム作品にも萌え要素はなかったわけではありませんが、これらは狙ったものないケースが多く、最初から作品を構成する要素として「萌え」を取り入れたのはSEEDが初めてといえます。
一方、「ヤマト2199」も、オリジナル版ではヒロインは雪一人だったヤマトをヤマトガールズと呼ばれる5人のキャラを中心に、大幅に女性キャラを増員しており、以前書いた「ヤマトにエロさは不要か?」という記事でも少し触れたように作中に多くの「萌え」を取り入れた作風となっています。
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この「萌え要素」の追求は、現在の若い世代の需要を求めた結果と言えるかもしれませんが、図らずも偉大な第1作をリメイクないしオマージュした作品が同様に萌え作品を目指すことになったのは興味深い結果です。

さてここまでは両作品の成功面での共通点ですが、悪いことにこの2作品は続編でやらかしたということでも共通しています。

続編で失敗したSEEDと2199


大成功した「SEED」と「2199」は、当時の多くのファンの願い通りに続編製作ということになりましたが、結果を言えば、SEEDの続編として製作された「SEED Destiny」も、2199の続編として製作された「ヤマト2202」もファンを期待を裏切る結果となりました。

失敗の理由はいろいろありますが、一番大きな理由は「ファンが望んだような続編ではなかった」という点です。

「SEED Destiny」や「ヤマト2202」では前作にあった「詳細な設定」や「練りこまれたストーリー」といった要素がすべてなくなり、全体的に設定の不備、ストーリーの粗さなどが目立ちます。
もちろん両作品にも良い部分は多数存在しており、もう少し丁寧に作れば良作ないし傑作になれる要素はありました。
それだけに、それらの長所を尽く潰してしまったストーリーの粗さは残念で仕方がありません。

ちなみにこの続編失敗の原因が、一部主要スタッフの暴走による結果というのも笑えない共通点です。

歴史は繰り返すと言いますが、このように「SEED」と「2199」は当時下火だったコンテンツを一気に大人気コンテンツに押し上げたものの、続編で失敗してしまったという点で非常にそっくりです。
しかし、「ガンダムSEED」というコンテンツは完全に死に体であるのに対し、「2199」シリーズはまだ生きているという点でまだ救いはあります。
実際、「ガンダムSEED」は予定されていた「劇場版」が事実上の中止となり、もはや再起は難しい状況ですが、「2199」シリーズは、来年に「総集編」と続編である「2205」の公開が予定されており、作品の内容次第では一発逆転もあり得ます。

私自身は2199シリーズ自体は「2205」をもって終了でよいと思っておりますが、次の「新しいヤマト」シリーズ(例えば、イスカンダル篇の忠実なリメイク作品など)にバトンを渡すことができるよう、2205には本当に頑張っていただきたいです!
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コメント

yoshirinn

種は実ったか?
違う点として「SEED」シリーズは、監督の交代がなかったという点でしょうか。「ヤマト」のスタッフの暴走は、監督交代がかなりの部分を占めているのに対し、「SEED」は続投したのが原因となっている点が違います。まあ、このあたりはどうでもいいですけど(笑)。
最初に「SEED」を見た時は、マクベばりに「これでサンライズは10年喰えるぞ」と思ったものでしたが、まさか1年で失速するとは(苦笑)。それくらいキラやアスラン、ラクスといったキャラクターも、MSも魅力的でした。「SEED」の基本設定を承継すれば、新たな世界観を広げることができたはずなんですけどね。
「DESTINY」になると、ナチュラルとコーディネーターの違いという根本設定があいまいとなって、マリューがザフトの特殊部隊と互角以上に戦ったり、主役がいつの間にか暗黒面に落ちてしまい、前作の主役が復活したりと、とにかく迷走がひどかったです。それでも普通に最後まで見ましたけど。
「2202」の迷走ぶりもかなりのものです。ファミリー劇場の「2202」を見ました。もう、何回目かわからないくらい見ているんですが、第7章の展開にはついていけません(苦笑)。キーマンと斉藤の特攻で終わらせて、その分状況をじっくりと描写したほうがよかったんじゃないかな?という気もしますし。
「ヤマト」は再び監督が交代しますが、良い変化を期待しています。

山城2199

Re: 種は実ったか?
yoshirinn様、コメントをありがとうございます

> 違う点として「SEED」シリーズは、監督の交代がなかったという点でしょうか。「ヤマト」のスタッフの暴走は、監督交代がかなりの部分を占めているのに対し、「SEED」は続投したのが原因となっている点が違います。まあ、このあたりはどうでもいいですけど(笑)。

恐らく「SEED」が死に体になったのに対し、「ヤマト」が踏みとどまることができたのはその違いが一番大きいのではないかと思っています。
「SEED」は製作した本人がやらかしてしまったのでもう軌道修正が不可能ですが、「ヤマト」はスタッフ交代をすればまだ軌道修正ができると判断されたのではないかと思います。
とはいえ、そのために大きな犠牲を支払うことになってしまいましたが。

> 最初に「SEED」を見た時は、マクベばりに「これでサンライズは10年喰えるぞ」と思ったものでしたが、まさか1年で失速するとは(苦笑)。それくらいキラやアスラン、ラクスといったキャラクターも、MSも魅力的でした。「SEED」の基本設定を承継すれば、新たな世界観を広げることができたはずなんですけどね。
> 「DESTINY」になると、ナチュラルとコーディネーターの違いという根本設定があいまいとなって、マリューがザフトの特殊部隊と互角以上に戦ったり、主役がいつの間にか暗黒面に落ちてしまい、前作の主役が復活したりと、とにかく迷走がひどかったです。それでも普通に最後まで見ましたけど。
> 「2202」の迷走ぶりもかなりのものです。ファミリー劇場の「2202」を見ました。もう、何回目かわからないくらい見ているんですが、第7章の展開にはついていけません(苦笑)。キーマンと斉藤の特攻で終わらせて、その分状況をじっくりと描写したほうがよかったんじゃないかな?という気もしますし。

結局、destinyも2202も最初に作り出した設定と矛盾するような描写を入れてしまったことが問題の根幹にあるのではないかと思います。
2205では2199の設定をもっと大切にしたしなりであることを期待したいです!

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山城2199

福岡に住むヤマトファンです。
よろしくお願いいたします。

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