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何故ヤマトは現役復帰になったのか?

皆様今晩は!
今回は今更ながらの疑問について改めて検証してみたいと思います。

地球帰還後のヤマトについて、第2章パンフレットに詳しい解説が掲載されています。
以下、一部ですが抜粋します
政府組織の再編に合わせてヤマトは一時、軍籍を抹消されることになった。そして<コスモリバースシステム>を艦内から撤去して進宙時の状態に戻された上で、記念艦として海底ドックに安置されていたのである。ところが敵性勢力に備える政府の新政策「波動砲艦隊計画」が現実化された際に、ヤマトに対しても戦列復帰の命が下された。

さて、そもそもの疑問なのですが、「何故、ヤマトに戦列復帰の命」が下されたのでしょうか?
勿論、ヤマトの復帰が「波動砲艦隊計画」の一環であることは説明されていますが、よく考えてみるとこれはかなりおかしいです。
何故なら、ヤマトの大改装が始まった2201年には時間断層内の大工場がすでに起動しており、ヤマトを復帰させるまでもなく遠くない時期に十分な戦力を整える態勢が整っていました。

普通、退役した艦を現役に復帰させる場合は、新規戦力が実戦配備されるまでの「つなぎ」というケースが多いのですが、ヤマトの大改装が終了したときには、アンドロメダ級5隻とドレットノート級十数隻がすでに実戦配備されていました。
加えて、確かにヤマトは強力な艦ですが、さらに強力なアンドロメダタイプがすでに量産体制に入っていること、さらにヤマトの運用には多数のクルーを必要としており、(恐らく人的資源の不足から)極力、艦を運用するクルーを削減する方向にあった「波動砲艦隊計画艦」とは真逆の艦です。
このように冷静に考えてみると、戦力という意味では無理してヤマトを復帰させるメリットはほとんどありません
それでは地球防衛軍がこのヤマトの現役復帰に求めていたものは一体なんなのでしょうか?

この疑問に対して私は諜報的必要性、政略的必要性、軍事的必要性の3つの必要性があったことがヤマトに現役復帰が行われた理由ではないかと考えます。
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諜報的必要性について


まず諜報的必要性についてですが、恐らくヤマトの大改装を行うことで、波動砲艦隊計画の全貌を隠そうとしたのではないでしょうか?
具体的にいうならば、本命の波動砲艦隊は時間断層内で生産するアンドロメダ級とドレットノート級であることは当初から予定されていましたが、時間断層そのものは政府でもごく一部の者しか知らない機密であり、絶対に隠す必要がありました。
しかし一方で、【波動砲艦隊計画】そのものは地球の防衛大綱として公開されているものであるため、何らかの動きは見せなければならない必要がありました。
その方法として選ばれたのがヤマトの現役復帰だったのではないではないでしょうか?
「波動砲艦隊計画」は、ヤマトの現役復帰とそのあとに生産される新型艦の建造であると、一般に思わせておくことで時間断層の存在を隠す。
いわば、ヤマトの現役復帰とそのための大改装は「波動砲艦隊計画」の真実を隠すためのダミーとして行われていたのではないかと思われます。
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このように考えるとやたらとヤマトの改装工事がゆっくりであったことも説明がつきます。
本命の艦隊が完成するまで、隠れ蓑であるヤマトの改装工事は終わってしまっては困るので、あえて時間をかけて工事を行い、さらには工事期間を延ばすためにさまざまな改良も加えていったのではないでしょうか(即戦力を必要としているならば、このような改良は後回しにされるはずです)。
結果としてヤマトが先のガミラス戦役の教訓を存分に取り入れた強力な艦に生まれ変わったのは、ある意味で幸運でした。

政略的必要性について


また地球防衛軍の上層部はヤマトを戦力の中核としては考えていなかったでしょうが、政治的に使える艦として考えていたのではないでしょうか。
2202第2話のバレル大使の発言から判断する限り、地球の「波動砲艦隊計画」について、ガミラスはあまり好意を持っていなかったようですが、ヤマトに関しては首都を救われたということもあって非常に好意的です。
もし今後、地球が自身の勢力圏外に艦を派遣しなければならない状況が生まれた場合、ヤマト(ヤマト型戦艦)を派遣することによって、ガミラスとの無用なトラブルを避けることができると考えていたのではないでしょうか?
言ってしまえば、ヤマトは防衛戦力としては不要な存在ですが、政治的・外交的な価値が期待されていたのではないかと思われます。
2202の裏設定の一つに、ヤマトの姉妹艦であるムサシが銀河中心部の調査のために派遣されているという設定がありますが、これもヤマト型であるからこそ派遣が可能であったのではいかと考えられます。
当ブログをよく取り上げていただいているしんまちTV様が3日にUPされた動画「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち ヤマト級六姉妹構想 零番艦 出雲 五番艦 紀伊(111号艦)」の中で、「ヤマト型を量産するメリットがあまりない」という考察をなされていましたが、このように考えると、それほど多くはないでしょうが、今後もヤマト型の量産はあるのではないかと考えられます。
それこそ信濃や紀伊の出番も十分ありだと思います。
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軍事的必要性について


最後に軍事的必要性ですが、結論から言えば、ヤマトは新規クルーを育成する演習艦としての役割が期待されているのかもしれません。
ヤマトが「極力、艦を運用するクルーを削減する方向にあった「波動砲艦隊計画艦」とは真逆の艦」であることは前述の通りですが、もしヤマトに求められている役割が波動砲艦隊に対応できるクルーの育成であるならば、その運用に多数のクルーを必要とするという条件は好都合ということになります。
またアンドロメダやドレットノートなど最新鋭の波動砲艦をクルーの育成のために当てるのは戦力の低下につながり国防上好ましいことではありませんが、戦力外のヤマトならば演習艦として運用しても戦力の低下には繋がりません。
戦力の低下は避けたいが、波動砲艦隊に対応できる新規のクルーの育成にも力を入れたい、この条件を満たす艦としてヤマトの現役復帰が求められていたのかもしれません。

なお次回作「新たなる旅立ち」で、ヤマトは演習艦として登場するのではないかと予想しています、これはもしかしたら現役復帰した時点で求められていた本来の姿、ということになるかもしれませんね。

以上の3点がヤマトの現役復帰の真相ではないかと考えますが、いかがでしょうか?
よろしければご意見、ご感想をいただければ幸いです!。
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山城2199

福岡に住むヤマトファンです。
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