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ガミラスにおける艦名の法則

皆様こんにちは。
今回はガミラスにおける艦名の法則について考察です。
というのもちょっと前に書いた「ノイ・バルグレイ」級についての記事を書いた際についでにガミラスの艦名を色々調べてみたのですが、どうにも一定の法則があるようだったのでそれをまとめてみたいと思います。

法則1:艦名がつけられるのは大型艦のみ


2199の作中で登場するガミラス艦の艦名は以下の通りです。

【デウスーラ2世級特一等航宙戦艦】
デウスーラ2世
【ゼルグート級一等航宙戦艦】
ゼルグート2世、デウスーラ1世、ドメラーズ3世
【ハイゼラード級一等航宙戦艦】
シャングリラー、キルメナイム
【ガイデロール級二等航宙戦艦】
シュバリエル、ゲルガメッシュ
【ガイペロン級多層式航宙母艦】
バルグレイ、ランベア、シュテルグ
【ゲルバレス級戦闘空母】
ダロルド、ミランガル、二ムバレス
【メルトリア級航宙巡洋戦艦】
EX178

こうしてすべて書き出してみると結構な数の艦名が登場していますね。
さてまずこれで分かることは、ガミラスにはきちんとした「艦名」がつけられているものと、「認識番号」で呼ばれているものがあることです。
上のリストで見る限り、どうやらこれは艦の大きさによって区分されており、300mを超える「大型艦」には固有の艦名が与えられ、それ未満の艦は「認識番号」が与えられているようです。
まあこの区別は分からないわけはありませんね。
何しろガミラス航宙艦隊は基幹艦隊だけでも1万隻あり、親衛艦隊や小規模な警務艦隊、観艦式に参加しなかった方面艦隊などを加えれば2~3万隻という数に達すると思われます。
これだけの艦のすべてに艦名をつけることは大変であるし、管理も難しくなります。
そこで大量生産されている300m未満の艦は分かりやすい認識番号で呼び、管理しているものと思われます。
逆に300mを超える大型艦はガミラスでも生産数が少ないため(せいぜい三桁の生産数)、きちんとした艦名を与えても問題はなく、またそれらの艦は艦隊旗艦として用いられることが多いため権威付けにもなるということではないでしょうか。

法則2:戦艦の艦名は人名


ガミラスでは旧日本海軍のように「戦艦」と「空母」で命名基準が異なっているようです。
「空母」の命名基準は分かりませんがあるいは「ガミラスの傘下にある星々の名前」や「宇宙にある海峡の名前」(ガミラスの地図には「ランベア海峡」といったものがあるのかもしれません)といったものからとっているのかもしれません。
一方、「戦艦」のほうは明白であり、座乗している者の名前をもじったものです。
有名なSF小説である「銀河英雄伝説」に登場する帝国では大将以上の者には「専用旗艦」が与えられることになっています。
恐らくガミラスにおいても似たような制度があり、方面軍司令官など一定の地位に着いた者には300mを超える大型戦艦が「専用旗艦」としてデスラー総統より下賜され、その際、その者の名前をもじった艦名も与えられているのではないかと思います。
つまりガミラスにおいては自分の名前をつけられた専用旗艦を下賜されることは軍人として最大のステータスではないかと思われます。(もっともデスラー総統からすれば費用0ですむ手軽な人身掌握術に過ぎないと思われますが。)

この意味においてはシュルツは二等ガミラス人でありながらガミラス軍において破格の待遇を受けているということになります。
直属上官のゲ-ルについては思うところがあったようですが、シュルツ達が最後までガミラスへの忠誠を維持していたのは他の二等ガミラス人と比べて優遇されていたということが大きいのかもしれません。(なおシュルツたちがなぜここまで優遇されていたかについては別の機会にまとめてみたいと思います)

また、戦艦の名前で面白いのはセレステラの専用艦である「シャングリラー」です。
彼女は政府高官ではあっても軍人ではなく、また、忌み嫌われているジレル人ということもあって艦に自分の名前をつけることを避けたのかもしれません。
しかし自分の名前に代わってつけた艦名は明らかにジレル人の聖地「シャンブロウ」を意識した名前です。
孤独だった彼女はデスラーから下賜された自分の専用艦を新たな聖地とみなしていたのかもしれませんね。

余談:ガイペロンとガイデロールの艦名についての噂


2199公開当時、「ガイペロン級宙母」と「ガイデロール級戦艦」について面白い噂がありました。
それはこれらの1番艦でネームシップである「ガイペロン」と「ガイデロール」は「ガイデル提督」由来ではないかというものです。
20190210_img002.jpg
改めて説明するまでもないことですがガイデル提督といえば「ヤマトⅢ」に登場したガルマン・ガミラスの名将で、ヤマトに唯一完全勝利を収めた男です。
ところが2199ではヤマトⅢ由来の将軍たち(キーリングやヒステンバーガーなど)が軍高官として参加している中で、ガイデル提督のみハブられています。
このことからガイデル提督はすでに現役を引退(死去している?)しているものの、彼の功績は「ゼルグート」や「ハイゼラート」が就役するまでガミラス軍の象徴であった「ガイペロン」と「ガイデロール」の名前として残っているという説です。
なかなか面白く私もこの説には賛成です。
あるいは作中では描かれていないもののガイデル提督は「ガミラス航宙艦隊の父」としてガミラス史に刻まれているのかもしれませんね。


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コメント

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命名基準が判明したので、オリジナルガミラス艦を創作する時の参考になりそうですね!艦艇の名前を想像するのって楽しい気分になります。

地球艦は…特にD級は大量増産に踏み切った時点で命名を止めて、番号だけになったのでしょうね。(Dで始まる艦名なんて100隻くらいで限界です…。)

山城2199

Re: タイトルなし
コメントをありがとうございます

> 命名基準が判明したので、オリジナルガミラス艦を創作する時の参考になりそうですね!艦艇の名前を想像するのって楽しい気分になります。

大した分析ではありませんが、もし参考になったのでしたら幸いです。
しかしあれこれオリジナル艦を考えるのはやはり面白いですよね。
自分もあれこれサイドストーリーを考えて一人楽しんでいます()
>
> 地球艦は…特にD級は大量増産に踏み切った時点で命名を止めて、番号だけになったのでしょうね。(Dで始まる艦名なんて100隻くらいで限界です…。)
同感です。
あれだけの数はとても名前を付けていられません。

第六十六機動艦隊

思う話
お久しぶりでございます。
「ガイペロン級宙母」と「ガイデロール級戦艦」に関する面白い話ありがとうございます。
それで改めて思った話です。これは、持論なのですが、ガミラスの描かれ方が旧作とリメイクで結構違うということです。旧作ヤマトのガミラスはデスラーに権力が集中し、忠誠心高い部下はいい意味で官僚として支えるというフランス第一・第二帝政風なのに対して、リメイクヤマトのガミラスはデスラーのカリスマは変わりないけど、部下はギムレーやゼーリックのような政治的野心が強く忠誠心の怪しいナチスドイツの幹部をオマージュしたキャラでした。別にリメイクのゼーリックやギムレーが嫌いな訳ではありません。寧ろ魅力的で好きです。しかし、その魅力的なキャラがインフレし、デスラーの影が薄くなった感が個人的にはします。(魅力的なキャラのインフレでメインキャラの影が薄くなったのは2199や2202のどちらにも言える話ですが…)

山城2199

Re: 思う話
第六十六機動艦隊様、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

> それで改めて思った話です。これは、持論なのですが、ガミラスの描かれ方が旧作とリメイクで結構違うということです。旧作ヤマトのガミラスはデスラーに権力が集中し、忠誠心高い部下はいい意味で官僚として支えるというフランス第一・第二帝政風なのに対して、リメイクヤマトのガミラスはデスラーのカリスマは変わりないけど、部下はギムレーやゼーリックのような政治的野心が強く忠誠心の怪しいナチスドイツの幹部をオマージュしたキャラでした。別にリメイクのゼーリックやギムレーが嫌いな訳ではありません。寧ろ魅力的で好きです。しかし、その魅力的なキャラがインフレし、デスラーの影が薄くなった感が個人的にはします。(魅力的なキャラのインフレでメインキャラの影が薄くなったのは2199や2202のどちらにも言える話ですが…)

同感です。
ただデスラーについてはもう一つ、オリジナルの総統と違って続編以降の要素も加わったことも大きいと思います。
言ってしまえば、1作目の総統はテンプレの悪の独裁者でしたが、続編では武人要素も出てきたため、それらが統合された2199の総統は1作目の総統と比べて大人しめになるのはしょうがなかったと思います。
その意味では1作目の総統の要素はゼーリックやギムレーのほうに引き継がれたということかもしれません。
非公開コメント

山城2199

福岡に住むヤマトファンです。
よろしくお願いいたします。

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